『ざ・きんぐだむ ばっとれ』

              

―――とりあえず解説書

 

◇それいけ!

 「THE KINGDOM BATTLE(金歯)」は格闘シミュレーション型カードゲームです。

特殊ながらも、ターン制を用いてゲームを行います。基本的には2人で行ってもらいます

が、その気になれば別に何人でやってもいいです。

 とりあえず、もろもろ書いてありますが慣れると1試合10分かからないです。キャラによっては瞬コロ上等な場合もアリ。


 

◇用意するもの

壱に:10面ダイス4個(最低2個)。あと1円玉とかあると凄い。

   ↑代わりに電卓も可。

弐に:きゃらくたーシートを各自1枚と説明書一式。

酸に:あとはトランプ。

四に:一匹狼の寂しさをかなぐり捨て、強敵達とカードゲームに興じる勇気。

 

 

◇殺りかた


 まず、何でもいいので好きな記号のトランプを全てかき集めてください(クローバーとかダハートとか)。集めたトランプが“手札”となります(“山札”は誠に無念ですが、この世に存在しないことにしてください)。

  ダイス2個でHPを表したら――――――ゲーム、スタート……。

 


 最初に先行後攻を決めて(
SPが高い方が選択できる)、先行からまず手札のトランプを1枚裏返して置く。相手と自分に、それぞれ「アクティブゾーン」「スタンバイゾーン」「メテオゾーン」という配置場所があり、基本的に置く時は「スタンバイ」に置きます。

 


 次に、後攻がトランプを1枚「スタンバイ」に裏返して置きます。カードを置く時は原則として、『裏返しの状態で置く』ということを理解すると素晴らしいです。

 そして、とりあえず。ここまでで1ターンが終了です。



                   

 


 2ターン目に入ります。

 まず、先行が自分「スタンバイ」のカードを「アクティブ」へと裏返しのまま移動させます。そうしたら今度は後攻も「スタンバイ」のカードを「アクティブ」へと裏返しのまま移動させます。

 移動させたら、カードはそのままに、先行から1ターン目と同じく、「スタンバイ」にトランプを1枚置きます。その次に後攻も同じく…………

 で、そうすると互いの場に2枚の裏向きのカードがある状態になり過ぎます。

 そこでいよいよキャラクターが行動です。

 

4.5
 「クイック」を置くタイミングはここ!

 


 先行、後攻共に同時のタイミングで「アクティブ」のカードを表にします。すると、表になったカードの番号が示す動作をキャラクターが行い、『くらえっ』『やめろよっ!』といった、激しいバトルが応酬されるわけです(イメージ)。

 この時、発動したアクションが紙に書いてないコマンドまたは設置や発動タイミングが不適切な場合は「コマンドミス」として無効化されます。

 


 互いの行動による影響の計算が終わったら(この辺は後でね)使用したカードを「メテオゾーン」へとこれまた裏返して置きます。ちなみに、「メテオゾーン」とは他のゲームで言う「墓地」「トラッシュ」「グレイブヤード」「ゴミ箱」などに相当します。名称が小宇宙に満ちているのはこのゲームの仕様です。とても残念です。

 


 ここで2ターン目が終了。現実は情け無用ですね。

 


 あとはこんな(↑)かんじで繰り返し、5ターンが経過したら一区切り、『インターバル(呼吸)』を挟みます。

 「インターバル」は戦闘中の“互いに息を吸う瞬間”のようなもので、ここで戦闘態勢を整えます。整えると言っても、できることは以下のどれか(三択↓)


* 選択は、直前のターンの先行から行う。

 A:「メテオ」からカードを裏返したまま手札に戻す(相手に見せるなってコト)。

 BHPを回復する。

 CSPを増加させる。


* それぞれ、戻す枚数や回復量、増加量はキャラごとの
INに依存します。

 正解はその時次第です。しかし、メインは「A」でしょう。だいたい予想付くと思いますが、「A」をまったくしないで戦うと手札がなくなります。というか防御しかできない状態になります。それでも構わないという何かを間違えた豪傑ならしかたがありません。


                  ☆ ☆

 

9 さて、ここまできたら後はひたすら上の流れを繰り返してください。

「5ターンで使うカードは5枚なのに5枚も回収?(複数出しとか?)」「戦闘をkwsk!」

 


 ッ・・・――――そういった類のことは、この先を見てから言いやがれぃッッッ!!!

 

 

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