Å 『防御』

 「防御」の代表は「K」です。例えば一般的な「K」には『上段+中段攻撃をガードする』と表記してあります。 “ガード”は、『攻撃によるダメージ、追加効果を無効化する』の略です。ホントウダ、どうみても略ですね。

 

 “ガード”は「防御」の1つです。他には“回避”、“アーマー”“シールド”があります。それぞれガードと同じように「略」なのでもとに戻すと・・・↓

@ “回避”は、『攻撃によるダメージ、追加効果を無効化する』の略。

@ “アーマー”は、『攻撃を受けてもこれに伴う動作は圧殺されない』の略です。

@ “シールド”は、『攻撃によるダメージ、追加効果を無効化する』の略。

* 実質、“シールド”はそれの無効化が極端に少ないので『無敵』と同意です。

 ここで出てきてしまった“圧殺”という単語。これについては攻撃の項で詳しく解説しますが、簡単に言うと「同じ段の攻撃を互いに行った場合に発生する攻撃の優劣」によって自分の攻撃が無効化されてしまうことです。厳密にはそのアクション自体が無効化されます。

 ともかく、これには攻撃の「速度(SA」と「相殺力(PA」が関係するのですが、“アーマー”、“回避”、“シールド”を伴う攻撃ならばそんなややこしいことはノン・ノン! モンドウ無用で攻撃を行えます。すごく安心できますね。

 

@ “ガード”に関する重要な注意!

 アーマー、シールドと異なり“ガード”は攻撃に関して微妙なポイントがあります。

 

 “ガード”はこれを伴う動作よりも高いSAの攻撃も他の防御動作と同じく防げます。防げますが、防いでしまうとその後に「それ以外の動作」が不発になります。つまり、「ガードに成功した場合、それに伴う攻撃、回復などの他の動作は行えない」わけです。

 この現象を解説すると、『防御動作に全力を注いだのでそれ以外の動作なんてできないぜ!』となります。いわゆるアレですね、『ガード硬直』ってやつです。

 

 

 

Å 『攻撃』

 さて、やっと「攻撃」です。

 まずはこのゲームの攻防において凄く重要な『圧殺』『相殺』について解説いたします。

 

 「アクション」には全て「速度(SA)」が存在します。最速が10で、最低が0です……が、ごくごく稀にそれよりも高かったり低かったりするものもあります。

 

 

 『圧殺』が起きる要因は、「攻撃(ダメージを伴う動作)を先に“当てられる”」です。先に当ったから何なのかというと、例えそれがノーダメージでも遅いほうの「アクション」は完全に無効化されてしまうのです。ただし、相手の攻撃に伴っている“姿勢変更による姿勢の変更”“「ガード」「アーマー」「回避」「シールド」”“@以下にある特殊アクション”は無効化されません

 「SP回復」などは大抵「@」以前に表記されているので失敗となってしまいます。

 

 これをまとめた例を挙げると・・・・・・↓

(例☆)

『ハルノブ君がSA4の跳躍攻撃(J2)をしたところ、カゲトラ君がSA5のすんげぇ速い攻撃(上段)をしました。そうしたら、ジャンプしていたハルノブ君は攻撃に当り、攻撃が出来なくなってしまいました。さて、ハルノブ君は何をしたかったのでしょうか?』

↑・・・・・・はい、そうですね。ハルノブ君はジャンプ攻撃をしたかったんですね。ですが、カゲトラ君の攻撃が先に当ったのではたから見ると「ただ飛び跳ねただけ」になるわけです。

 この時、カゲトラ君の攻撃が中段か下段なら、ハルノブ君は攻撃を行えたわけです。

 

 

 大事なことなのでもう一回↓

『 相手の攻撃に伴っている“姿勢変更による姿勢の変更”“「ガード」「アーマー」「回避」「シールド」”“@以下にある特殊アクション”は無効化されません。 』

 ↑ 特に、“姿勢変更による姿勢変化”の圧殺耐性は重要です。また、“姿勢変更”ではない、普通に“動作として行われる姿勢変化”は潰されてしまうので注意!

 

 

 続いて『相殺力(PA)』による圧殺=“相殺”。そもそも相殺力は『攻撃』にしか存在しない。例外もあるかもしれないが、例外はとりあえず置いておこう。

 「PA」による相殺――――それはつまり、速度が同じで尚且つ攻撃“段”が同じ攻撃同士がぶつかった場合に発生する圧殺である。

 PAが同じなら双方共に無効。どちらか勝っているほうのアクションだけがまかり通る。

 この、「PA」による「相殺」は『パワーブレイク』とも言い、これが発生すると、なんとアクションが潰された方の『スタンバイ』のカードを全てメテオに落としてしまうっ!

 つまりお互いに打ち消し、正に「相殺」となればフィールドに何もカードが残らないというお掃除ママもビックリな現象が発生する。

 さらに、「パワーブレイク」によって「相殺」したキャラクターのSPが「1」増加する。つまり互いに打ち消し合うと……。

 『相殺』の場合、『圧殺』と異なり、相手の攻撃に伴っている“姿勢変更による姿勢の変更”“「ガード」「回避」「アーマー」「シールド」”なども無効化されます。

 






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